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エモさん歩

構造物とか自然とか空間を愛でる。そんなお散歩♪

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崖線を行く~庭園編~

今回は崖を利用した滄浪泉園を訪れました。





前回の貫井神社は崖下にあったのですが、こちらの入り口は崖上にあり急坂を登るはめになってしまいました。


庭園の崖上部分には休憩できる東屋や水琴窟があり、一般的な庭園イメージの雰囲気があります。





ですが、その奥には藪道があり、崖下まで階段が続いています。





見上げてみると、なかなかの高低差がありますね。





そして崖下には大きな池が広がっています。





水が淀んでしまってますね…。
ですがこちらには「東京の名湧水57選」に数えられる湧き水があります。




先ほどの池を囲うようにグルりと一周できるように遊歩道が整備されています。





都立殿ヶ谷庭園と似たような構造をしていますが、こちらは人が少なくて一人で散策するのに向いています。
しかし、鬱蒼としすぎていて虫がわんさかいるというウィークポイントもありました。


■訪れた場所
滄浪泉園(小金井市貫井南町)



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崖線を行く~貫井神社編~


東京はとてもアップダウンが多い街ですが、その中核をなす存在として武蔵野台地があります。
その武蔵野台地には武蔵村山市から大田区までの約30kmにも及ぶ国分寺崖線という巨大な崖があります。等々力渓谷もこの一部に含まれ、崖の高さは最大で約20mもあるそうです。

今回は国分寺駅付近から深大寺へと散策してみました。


国分寺駅南口を出てすぐのところに都立殿ヶ谷庭園があります。
ここは崖線を利用して造園されているため、武蔵野台地の高低差を味わうにはよいスポットなのですが、以前も訪れているので今回はパスしました。

さて崖線の下側を流れる野川に沿って散策します。





コンクリートに護岸は覆われていますが、緑が溢れてていいですね。
都市型河川が目指すべき形の一つだと思います。


そしてまず訪れた場所は貫井神社です。





崖の窪地に建てられた神社で、境内の三方が崖で囲まれています。





社殿の横には湧水があり、もともと水の神様として祀ったことが創建の由来だそうです。
境内にある大きな池も、水の社であることを感じさせます。





そもそも小金井という地名の由来も"湧水が多く黄金に値する"ってことから、黄金井(こがねい)と呼ばれており、それが転じて小金井となったとか。





境内の横の崖を登っていくと、いくつかの末社もあります。
また上から見下ろすと、地形を味わうことも出来るので良い場所です。


この貫井神社は話題のスリバチ地形を味わえる場所であり、湧水もあってパワースポットにもなりそうな場所なので、もう少し賑わっても良いのかな?と個人的には思いました。


■訪れた場所
貫井神社(小金井市貫井南町)




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グンマーの地下帝国。


電車で移動する時間が長くて腰が痛くなりそう。と理由で、青春18きっぷを避けてきましたが、
何となく金券ショップで使いかけを買って出かけてみました。

池袋からはるばる群馬県へ。
たどり着いたのは土合駅。

夏の暑い日でしたが、駅のホームに降り立った瞬間の感想は、

「寒い!」

なぜならここは地下70mにあるホームだからです。





別に普段から地下鉄に乗ってるから、地下駅なんて珍しくないじゃん。
という声も聞こえそうですが、なんせ東京を走る地下鉄の駅と違って薄暗い。
広告ポスターの一つもありません。


そしてこの駅から出ようと出口に向かうと、





・・・。





果てしなく続く階段。
ここは核シェルターですか?という疑問が湧いてきます。

駅に設置された看板には
「この階段は、338メートルあり 462段あります。」
との説明書きがありました。

律儀に階段には段数が表記されてます。





そんな階段の横には謎の傾斜が。





なんでもエスカレーターを設置するためのスペースとして確保されているようです。
ホントに設置されるのでしょうか…?


駆け上がるように登り始めましたが、やはり強敵。
半分足らずで疲れてしまいました。

途中にはベンチも設置されてます。





うーん、休憩したいなら階段に腰掛ければ済むでしょう。

登りきると、「ようこそ土合駅へ」という文字が、





えっさっきから土合駅にいたつもりだったのに。
階段を登りきった喜びを噛みしめながら歩くと、横やりが入ります。





ねぎらいと共に、あと24段登れとのこと。
462段に比べれば楽勝ですがね。


そしてついに姿を現した土合駅。





山小屋風で洒落た駅舎です。
無人駅ですが。





こんなステッカーが張り付けてありますが、確実に立ち寄らないですよね。
無人駅ですもの。


ちなみに地下のホームは下り線だけ、上り線はいたって普通な田舎の駅です。





無人駅なので、線路に降りて記念撮影してる人も見受けられました。
炎上しないと良いのですがね。



■訪れた場所
土合駅(群馬県利根郡みなかみ町)



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横須賀美術館

久々すぎる更新ですね。
今夏は暑過ぎて、美術館博物館などインドアな場所に訪れるorカメラ持ち歩くのめんどくさい。
といった理由で全然写真も撮らずでした。


さて今回は三浦半島は観音崎にある横須賀美術館をご紹介。
完全に散歩してませんね、車ですね。

2007年開館と比較的新しく、設計者はキャンパスがスゴすぎることでおなじみの埼玉県立大学や東雲キャナルコートCODANを手掛けた山本理顕さんです。





建物の手前側はレストランになっていて、この日は天気もよかったのでオープンテラスで食事してる人も多かったです。
僕は食べてないですが、シラスがどっさり載ったピザなんて雰囲気あって美味しそうでした。

そして、そのテラスから見える風景は、





東京湾!
いやー、晴れてよかったです。

美術館内もまだまだ新しい感を感じる空間で良かったのですが、展示室の導線が若干悪かった印象です。




展示室は1階と地下、さらには別館という構成でした。
屋上は展望スペースと屋上庭園ということで、さっそく登りました。





恋人の聖地・・・。
この看板があると気分が盛り下がる気がしませんかね?
けれど、無料の望遠鏡もあり、そこからは第一海堡やアクアラインが見れるのでおススメです。

そして屋上庭園も芝生が広がるのかと思いきや…。





まず目に入るのは、立体駐車場の屋上の様な光景。





このような三浦半島っぽい風景もあるんですが、うーん少々残念な感じですね。


しかしながら総じて考えてみれば、ドライブデートに向いてるスポットとして評価できますかね。
東京からの距離もほどほどで、美術館、オーシャンビューのレストラン。
すぐそばには観音崎京急ホテルもあるので、そこでランチしても良いかもしれませんね。

つまりは、こんな感じに訪れるのが良いってことですよ。





末長くお幸せに、どっかの誰かさん。



■訪れた場所
横須賀美術館(神奈川県横須賀市)




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大泉で富士登山

先日世界遺産への登録が決定した富士山。
今確実に富士山ブームが巻き起ころうとしているなかで、
僕も流れに乗ろうと富士山に行ってきました。

今回は練馬区内の富士塚を巡ります。

まず訪れたのは大泉にある八坂神社。





練馬区は田舎じゃない!と言い張っていた僕もこの地域の風景を見ると、田舎だなあ。と思ってしまいました。


さてこちらの境内内には大泉富士があります。
高さは12mと比較的大きな富士塚です。





鳥居の目の前には社殿ではなく、山がある。
これぞ山岳信仰、富士山が文化遺産にふさわしいことを物語っています。





中腹にいるお爺さんの大きさからも分かるように、なかなか大きいです。
(頂上でお爺さんから黒飴を貰いましたが、あまり好きじゃないんですよね…)





ふもとにあった看板。
「富士山をきれいにしましょう」
ホントその通りですね。

前置きが長くなりましたが、さっそく登山スタートです。





全く整備されてない山道。
岩でゴツゴツしてることが多い富士塚において、
単なる小山になっているのはめずらしいですね。
逆にいえば整備が行き届いてないのかな?と心配にもなります。
なにはともあれ、半ズボンで訪れたことを後悔しました。

山道らしくウネウネとした道なのですが、
途中から垂直にショートカットできることを発見。







そして山頂からの眺め。





見晴らしいいですが、住宅街ばかりで面白みに欠けますね。
山頂から見下ろすと、なかなかの高さであることを実感できます。





下山すると、ふもとに横穴があることに気付きます。





一見すると防空壕のようですが、これも富士信仰の一部。





穴の左には富士山の絵が描かれた碑があいります。
この穴は胎内と呼ばれ、くぐることで死と再生を経験したことになる"胎内めぐり"の思想に基づいています。


全くとって良い程整備がされてない富士塚でしたが、
規模の大きさや体内窟があるなど素晴らしかったです。

おまけ

八坂神社の境内。




飾らない社殿と滑り台などの遊具が魅力です。


■訪れた場所
大泉富士,八坂神社(練馬区大泉町)




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自己紹介:
構造物とか自然とか空間を愛でるお散歩/みなさんの「外出したい」という気持ちを喚起したい/都内を中心にブラブラ散歩している大学生です。

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