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エモさん歩

構造物とか自然とか空間を愛でる。そんなお散歩♪

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小江戸って言うけれど


川越といったら年間600万人くらい観光客が来る小江戸として知られています。


小江戸ってことは、つまり江戸時代と縁があるわけじゃないですか?
それならばと、江戸時代と関係のないスポットを訪れたくなるのがニッチャーなんです。
(と言っても、江戸要素のない場所も立派に観光地化されていますが…。)


まずは川越の中心的観光地の「蔵造りの町並み」
こちらは電線の地中化がされており美しい町並みを観ることができます。
しかし、車の通りが多い道なのが雰囲気を壊していて残念です。






あれ?いきなり江戸感あふれてるぞ!?



思いきや調べてみると、こちらの建物は明治に作られたそうです。
町並み自体は明治に作られたけど、江戸テイストをふんだんに取り入れたということで、小江戸なんですね。


ん、小江戸のメインが江戸時代と関係ない時点で今回の企画はどうなるんだ?

さて気を取り直して

「埼玉りそな銀行」





第一印象は、ニコライ堂っぽい!

大正時代に建てられたそうで、黒い壁の蔵造りの建物群の中で、ひときわ目を惹きます。
出来た当時は景観を壊す!とか文句を言われてそうですよね。



さらに近くには「旧桜井商店」があります。





ギリシア風の円柱などが施された洋風の看板建築です。
そして実は木造の建物で中に入ると蔵造りになっています。

現在は"CAFE ELEVATO"となっています。

1階はアイリッシュパブのようなバーカウンターを備えていて、川越の地ビール"コエドビール"を飲むこともできます。






また川越には「大正浪漫夢通り」という商店街もあります。
おい、小江戸設定はどこいった!?

こちらも蔵造りの町並みと同じく電線の地中化がされています。

入口には昭和3年に建てられた「旧武州銀行川越支店」があります。





小ぶりな建物ではありますが、巨大な円柱に支えられ神殿のように重厚な存在感を放っています。

まあ、春まつりの垂れ幕で和んでしまいますけど…。


大正浪漫夢通りを進んでいくと、古き良き看板建築が見られます。





ですが大正モダンな場所は、ほんの一部分だけですよ。
都内にもこのような看板建築は多く残っていますし、そこまで売り出しのポイントにならない気もします。


ところで江戸時代と関係ある川越スポットは、江戸造営に関わった天海ゆかりの喜多院や東照宮などがあります。
でも訪れましたが、あまり面白い場所ではなかったです…。あくまでも個人的な感想ですが。

■訪れた場所
蔵造りの町並み(川越市幸町)
CAFE ELEVATO(川越市仲町)
大正浪漫夢通り(川越市連雀町)

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アーチ橋の魅力~音無橋


都内でコンクリートのアーチ橋といったら、お茶の水にある「聖橋」がパッと浮かびますよね。

でも、ですね。
あったんですよ、聖橋に匹敵するか、もしくはそれ以上の美しさの橋が。


北区王子駅から歩いて5分ほどの場所にある「音無橋」


三連アーチや半円形にせり出した見晴らし台など、見どころが多数です。

昭和5年に作られたそうで、昭和2年生まれの聖橋の弟分なのでしょうか。





(北区王子本町)

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新宿オープンエア

新宿空散歩番外編にして、こっちの方が空を感じられる気がする編です。


ということで西新宿から新宿三丁目に移動してきました。



"伊勢丹新宿店"








アールデコが隆盛していた1930年代にゴシック様式を取り入れた外観がお気に入りです。
(向かいにある新宿マルイ本館2階にあるスターバックスの窓際の席に座り眺めるのがおススメです!)


こちらの屋上は2006年にリニューアルされた屋上庭園アイガーデンがあります。



と、その前にまずは7階のレストラン街にある日本庭園に立ち寄ります。







通路の両脇が庭園になっています。






良い感じに花びらが浮いてますね!







右奥に見えるオープンテラスはくつろぐのに持って来いの場所です。
1000円弱でマクロビのケーキセットがいただけます。



日本庭園を眺めた後は、大理石の手すりとステンドグラスの窓がある階段を登り、アイガーデンへ向かいます。
何度も訪れていますが、いつもワクワク感が込み上げてきます。






アイガーデンを一言で言い表すなら
芝生がまぶしい!
ですかね?

訪れた日は芝生の手入れが行われていましたが、普段は小さな子供が芝生を駆け回っています。
その光景をベンチに腰かけて読書しながら眺める時間を幸せっていうんですよ、きっと。


さらに芝生の広場の奥には四季折々の緑が楽しめるゾーンもあります。






正直、植物のことはよく分からないです(笑)
とりあえず、ふらりと一周してから次のスポットへ足をのばします。




"新宿マルイ本館"







伊勢丹の向かいにある丸井は、2009年オープンと比較的新しく、装飾の無いシンプルな外観です。
新しい建物かつ女性向けということで館内全体が緑な空間になっていますが、向かうのは屋上庭園Q-COURTです。


8階までエレベーター上がり、スタバでコーヒーを買ってから階段で屋上に行くのがおススメです。






まず、屋上で目を引くのは真っ赤なベンチ。異国の街角といったイメージでしょうか?こんな入口付近に座る勇気はないですけどね。






こちらはビオトープ的な噴水を囲んで、籐のベンチシートが並んでいます。
女性なら3人くらい並んで座れますし、1人で思い切り足を伸ばしてくつろぐこともできます。






こちらは英国貴族の館の庭にありそうな空間。
木製のベンチで紅茶でも飲みたいですね。


ちなみにデパートの屋上らしく換気扇?か何かの音がかすかに聞こえてくるのが、多少のがっかりポイントです…。
けれど、空間に入り浸ってしまえば、そんな音は気になりません!


以上、新宿空散歩でした。

■訪れた場所
伊勢丹新宿店
新宿マルイ本館
(新宿区新宿)

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続・新宿空散歩

新宿空散歩、続編です。




"新宿住友ビル"





階数:地上52階
高さ:210.3m
オープン:1974年04月


こちらのビルは三角に近い形をしているので、住友三角ビルの愛称が付けられています。
ビルの周りはレンガの壁で囲まれており、サラリーマンの憩いの場にもなっています。






また1階から最上階まで三角形に吹きぬけているのも特徴です。






では、さっそくエレベーターで最上階を目指します。





が、なんと展望台は51階とのこと。
うーん、なんで最上階に作らなかったのだろう?



こちらが展望スペース。





売店もありましたが、訪れた日はシャッターが下ろされていました。
ビルの模型が飾ってあったりと、基本的に本気度が感じられない西新宿ビル群展望台のなかでは頑張ってる方です。






まあ、展望台から見える風景は微妙ですけどね。





都庁の外観を眺めたいんだ!っていう玄人向きの仕様。
他の見どころは代々木オリンピックセンターくらいですかね?ピンク色の外観が異様すぎます。




さてさて続いては大本命ですよ♪





"東京都庁第一本庁舎"







階数:地上48階
高さ:243.40m
オープン:1991年03月


丹下健三がゴシック様式の聖堂をモチーフに作った、東京で2番目に高いビルです。
ですが、デザインを凝り過ぎたせいで、建物にボロがではじめていて修繕に莫大な予算が投じられているという話も聞きます。



エレベーターに乗る前に軽い荷物検査を受けてから202mの地点にある展望台へ向かいます。





展望スペースは多くの外国人旅行客で賑わっています。
フロアの中央には喫茶スペースがあり、くつろぐにもオススメです。






眺望は


"スカイツリーと防衛省"







"西新宿ビル群"







"東京タワーと六本木2つのランドマーク"





ぐるりと一周東京を見渡すことができます。


外国人観光客が多いのも納得です。




そして次が最後のビルです。
今まで紹介してきたのは200m越えの都内でも有数の高層ビルなのに対して、都内で高いビルランキング173位と低めのビルです。
単体で建っていれば高く感じるのかもしれませんが、ビル群においては小さく感じます。






"新宿NSビル"







階数:地上30階
高さ:133.65m
オープン:1982年10月


がっちりとした体格とい印象を受けるこのビルは、世界一大きい振り子時計が設置されていることでも知られています。





最上階まで吹きぬけていて、1階エントランスはとても明るいです。
そして、空中廊下もあります。


またスカイエレベーターという展望フロアまでの直通エレベーターは、外の風景を見せながら上昇していきます。





しかし29階ですので、極めて低いです。
スカイエレベーターから見える風景も、この程度とちょっと残念。





とりあえず空中廊下を渡ってみます。





やはり100mはありますので、下を見下ろすと足がすくむ人もいるかもしれませんね。

ちなみにラパウザがあるので、リーズナブルに夜景ディナーを楽しめる穴場スポットでもあります(窓際の席は予約必須ですが…)。



以上、新宿空散歩でした。

ん、「空といってもビルの中じゃ解放感が味わえないから認めん!」ですって!?

ならば、次回は番外編ですな。
新宿で空を感じるスポットを紹介します。


■訪れた場所
新宿住友ビル
都庁第一本庁舎
新宿NSビル
(新宿区西新宿2丁目)

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新宿空散歩

今回はテーマ散歩。
題して「新宿空散歩」です。


西新宿の高層ビル街って無料の展望台があるんで、ひたすら登っては下りを繰り返してきました。
エレベーターの度に耳がキーンとなるのが難点。


ではさっそくスタートです。



"損保ジャパン本社ビル"





階数:地上43階
高さ:200m
オープン:1976年5月


ビルの下の方が広がっている変わったデザインのビルですが、富士山をモチーフにしているそうです。
こちらの最上階は美術館になっており、ゴッホのひまわりが展示してあることで知られています。

美術館のチケット販売売り場が43階なので事実上タダで展望フロアには行けます。


が、しかし





なんと、展示入れ替えのために休館中でした。
残念。




気を取り直して、




"新宿野村ビル"


no image


なぜか写真がなかったというハプニング、なぜだ!?
野村ビルは極めてシンプルな設計で、シュッとしている素敵なビルです。


階数:地上50階
高さ:209.9m
オープン:1978年6月


エレベーターのボタン






こちらは50階にあるレストランの前が展望スペースになっています。
ライトが落とされていて暗いです。






窓は富士山の方角にあるのですが、この日はあいにく見えませんでした。









"新宿センタービル"





階数:地上54階
高さ:222.95m
オープン:1979年11月


なんだか都会のスタイリッシュさとは無縁なデザイン。茶色の色使いのせいでしょうか?



ですがエレベーターは洗練されたデザインとなっています。






そして展望スペースも狭いながらも落ち着いた空間です。
(もちろんレストランに入ればとても綺麗な夜景を見ることができます)





窓からの風景も新宿御苑と明治神宮どちらも見ることができます。
目を凝らせば東京タワーも左奥に見えます。







ですが、この展望台には難点があります。
それは窓からの距離が遠いこと。ビルの下の方を見ることができません・・・。







では今回はここまで。


■訪れた場所
損保ジャパン本社ビル
新宿野村ビル
新宿センタービル
 (新宿区西新宿一丁目)

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プロフィール

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自己紹介:
構造物とか自然とか空間を愛でるお散歩/みなさんの「外出したい」という気持ちを喚起したい/都内を中心にブラブラ散歩している大学生です。

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