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エモさん歩

構造物とか自然とか空間を愛でる。そんなお散歩♪

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倉庫街の神殿


東京モノレールのマイナー駅巡りをした際に訪れたのが流通センター駅。





基本的に倉庫やトラックターミナルが立地している地域で、太田スタジアムや平和島公園などレジャースポットも一応あるみたいです。

そんな倉庫街を歩いていると、何やら目を惹く建物が姿を見せます。





四角い建物が多い場所で、幾何学的にカットされていて目立ってます。





様々なカットがほどかしてある上部に対し、のっぺりとした壁面。


しかし反対側に回ると





えっ、なんでこんな形にしたの!?
と首を傾げずにはいられないフォルム。

この建物はヤマトインターナショナルというアパレルメーカーの社屋。
社名のせいか戦艦大和、いや宇宙戦艦ヤマトを思い出させます。





正面?は神殿のような雰囲気。


まさにポストモダンな建築。
内部はどうなっているのでしょうか?
使い勝手に興味が湧いちゃいますね。


■訪れた場所
ヤマトインターナショナル(大田区平和島)


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キャンパス巡り、東京海洋大学②

以前も東京海洋大を取り上げましたが、今回は越中島キャンパス。
合併前は東京商船大学があった場所です(品川キャンパスは旧東京水産大学)。





キャンパスに入ってすぐにあるのが、1号館。





登録有形文化財に指定されている建物で1932年に建てられたそうです。
船のブリッジを模した造りという話しを聞いていたのですが、あまりピンと来ず。
また屋上に実船のようなブリッジが設けられているそうですが、屋上は開放されていなかったので確認できませんでした。

そうなると、普通の古い建造物にしか見えません(設計も著名な建築家ではありませんし…。)


しかし、越中島キャンパスには他にも登録有形文化財の建てもがあります

それが、第一観測台(赤道儀室)と第二観測台(子午儀室)。



第一観測台



第二観測台


どちらも竣工は1903年と100年以上の歴史を有しています。
また第一観測台は東洋一といわれた最新鋭の7インチ天体望遠鏡を備えていたそうですが、1945年に進駐軍により撤去されてしまったそうです。

観測台としての機能を失っても、建物が残されていたのは非常にラッキーなことでしょうね(守衛室に使えそうな外観ですよね)。


また現存する我が国最古の鉄船である明治丸も展示されています。





2009年以降改修を理由に内部の公開は中止しておりますが、いつか内部の見学もしてみたいものです。


■訪れた場所
東京海洋大学 越中島キャンパス(江東区越中島)


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上大崎、2つの鉄道スポット


目黒駅から恵比寿方面にかけての線路沿いには、2つの訪れておくべきスポットがある。


まずは白金桟道橋。





この橋はドラマ「東京ラブストーリー」で、「ねえセックスしよ」という名シーン(?)が撮影された場所である。
しかし、この橋で注目すべき点は別にある。
白金桟道橋は1926年竣工で、古レールを再利用して作られた歴史ある橋である。





線路を跨ぐアーチがとても印象的である。


さらに恵比寿方面に緩やかな坂を進んでいく。



そして続いてのスポットは長者丸踏切。
都心では踏切って珍しいですよね。





ここもロケ地として使われることが多い場所である。
かつてこのあたりは長者丸という地名だったらしいが、現在では上大崎と町名を変えている。






こちら側に立つと高架を走る山手線と下の線路を走る埼京線、湘南新宿ライン、成田エクスプレスが見ることが出来る。
踏切の警報音が心地よく響き、ボーっとするには持ってこいの場所である。


■訪れた場所
白金桟道橋/長者丸踏切(品川区上大崎)

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池袋のオアシス、鬼子母神。~雑司ヶ谷散歩1~

ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてくるようになりましたが、35度近くまで気温が上がる日々が続いてますね。


そんな暑い昼下がりにお散歩したのは雑司ヶ谷エリア。

雑司ヶ谷霊園や鬼子母神など散策には打ってつけのエリアなのに、
谷根千の人気が高まり紹介されることが多い谷中霊園や「おそれ入谷の鬼子母神」というダジャレで知られる真源寺の鬼子母神などの陰に隠れている印象を受けます。


さて池袋駅を出てジュンク堂書店横のあずま通りを進み、墓地を過ぎると「法明寺参道口」という小道があらわれます。
南池袋周辺って池袋らしからぬ、洒落たお店が多くてちょっと驚きました。






道なりに進んでいくと法明寺の境内は木々が生茂り、数度気温が下がったかのように感じられます。






池袋の繁華街から徒歩10分ほどとは思えない、石畳の空間が広がっています。
こちらの法明寺は1200年の歴史を誇る古刹である。





戦災により全山焼失という憂き目にあい、本堂などは再建されたものであり文化財として注目されることはないが、炎天下を歩いてきた者にとっては参道を吹き抜ける風が何よりもありがたいです。






参道を抜けきると住宅街になるが、真っすぐ行った先には法明寺の飛地境内、鬼子母神堂がある。





横から眺めると質素な外観に思えるが、正面に回ると彫刻の施された破風が現れる。
こちらの鬼子母神堂は1664年に建てられ、都指定の有形文化財である。





写真から分かるが鬼子母神の「鬼」の字には一画目の点が無い。
これは鬼子母神が改心して、鬼のトレードマークである角が無くなったことを意味しているそうです。

鬼子母神堂の境内には茶屋や団子屋もあります。





看板には創業1781年の文字が…、数百年もの間参拝客の疲れをねぎらっていたのでしょうか。


境内を出てケヤキ並木の参道を抜けると、都電荒川線の鬼子母神駅です。
急に緑のない住宅街になり、また線路沿いは日影が少ないので思い出したように汗が流れ出てきました。





今回はここまで。


■訪れた場所
法明寺(豊島区南池袋)
鬼子母神堂(豊島区雑司ヶ谷)

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街角の名建築

山手線浜松町駅のホームから、ちょっと変わった見た目の建物見える。

スクラッチタイルの建物。
一見すると単なる近代建築である。





しかし正面に回り込むと、帝冠様式であることに気付く。
九段会館の影響を受けたとしか思えないデザイン。
しかし、竣工された年を調べると九段会館の方が新しいらしいです・・・。





また1階にコーヒー屋がありますが、内装はいたって普通。
この建物にマッチした内装にして欲しかったですね。

ちなみに建物の裏側はこんな感じ・・・。





あれ、なんというハリボテ感。
残念すぎますね。



参考写真




九段会館


■訪れた場所
渡邉ビルヂング(港区浜松町)

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自己紹介:
構造物とか自然とか空間を愛でるお散歩/みなさんの「外出したい」という気持ちを喚起したい/都内を中心にブラブラ散歩している大学生です。

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