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エモさん歩

構造物とか自然とか空間を愛でる。そんなお散歩♪

カテゴリー「中央区」の記事一覧

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テーマパークのような日常

晴海にトリトンスクエアという複合施設がある。
トリトンとはギリシア神話の海の神の名前だそうだ。





ここはギリシア神話から名前をとるだけあって、よくある商業施設は違いテーマパークの様な印象を受ける。





トリトンスクエアのオフィス棟。それぞれX棟、Y棟、Z棟と呼ばれる。





普段街中で見かけないタイル張りの池や赤い橋など、日本以外のどこかにいる気分にさせてくれる。







建物内部はヨーロッパの街並みを再現したかのような雰囲気が漂い、また天井に施された神々の絵など非日常感が満載です。


けれどここで暮らす人々には、この光景はどのように映るのでしょうか。
住居が隣接し、これらの空間が非日常ではなく、日常と化しているのでしょうか。

日常とはきわめて主観的な捉え方で、何が日常であるかは人それぞれである。
そんなことを考えさせてくれる場所でした。




そんなトリトンスクエアから見える街並みは、自分にとっての日常空間でした。


■訪れた場所
晴海アイランドトリトンスクエア(中央区晴海)




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7年後の夢


2020年の東京オリンピック開催が決定し、国立競技場の建て替えなど話題が尽きませんね。
ということで今回は選手村予定地に行ってきました。





ここ。
ここが7年後には世界中から集まるトップアスリートが過ごす選手村が出来る予定の場所です。







現在はまだ更地ですが、これからどんな空間が出来上がっていくかワクワクします。
東京オリンピックの資料で完成予想図は見れますが、実際どのようになるのでしょうか?





予定地の奥の方は居住スペースではなく、体を動かしたりできる場所として整備されるそうです。
現在は野球場などがありますが、どのように変わってゆくのでしょうか?


さて個人的に選手村ってこんな感じの空間になるのかな?と思う場所があります。
それは豊洲にある「東雲キャナルコートCODAN」です。





たちならぶデザイナーズマンションと、ゆるやかなカーブを描く小道。
ただ選手村ではもっと緑が多い空間になる気もします。


7年後。
7年前を振り返ると7年後は遠い未来に感じますが、あっという間に過ぎ去るのでしょうか。
そしてその頃の東京の風景はどのように変化しているのでしょうか。


■訪れた場所
選手村予定地(中央区晴海)



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復興小学校をゆく、明石小学校

カトリック築地教会の向かいには明石小学校があります。





関東大震災後に都内各所につくられた、いわゆる復興小学校です。
とくに明石小学校は1925年に建設された最も古い復興小学校のひとつでした。
残念ながら2010年に取り壊されてしまいましたが、2012年の秋から使用が開始される新校舎も、かつての校舎の面影を少なからず残したデザインになっています。





ヨーロッパの教会にある回廊を彷彿とさせますね。


校舎全景。





丸みを帯びた建物の角や、アーチの連なる装飾など。公立学校とは到底思えない立派な建物です。


さて、この建物を眺めていたときに、ふと頭に思い浮かんだのは『神殿か獄舎か』という本。
『神殿か獄舎か』をちゃんと読み切れてる自信は全くないが、
神殿は国家的でモニュメンタルな建物とされ、外からつくられた建築で、
獄舎はヒューマンスケールな建物、つまり内からつくられた建築である。
見た目の華やかさ、荘厳さが問われる神殿に対し、獄舎は、外観よりも人の暮らしやすさといった個人や生活の視点から建物を指す?
(うーむ自信ない。以下はいつも以上に読み流していただいて結構です)
多くの復興小学校は意匠にも凝っていて、それが学び舎としての厳粛さを醸し出していた。
しかし今の時代、建物の外観を凝った校舎は少なからず見受けられるが、内部の使い勝手の方が優先される。
今回の建て替えは保存運動などを受けてか、かつての校舎のデザイン(神殿)を残しているが、校舎内は機能性に優れた造り(獄舎)になっているのだろうな、と考えを巡らせました。
(昔のように気軽に学校へ立ち入れない時代に対する考えも湧いてきました)



なにはともあれ、このように立派な小学校に通ってみたかったです。



■訪れた場所
明石小学校(中央区明石町)

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築地エリアの名建築たち


色んな場所を訪れたいけど、歩くのは疲れるから嫌だ!
そんな人にオススメなのが"ぶらり途中下車の旅"。

この日は都営地下鉄の一日乗車券でお散歩しました。


まず訪れたのは大江戸線築地市場駅。
築地場外で昼食をすませてから、散歩スタートです。

築地市場からほど近い場所には築地本願寺があります。





1934年に建てられた古代インド様式の本堂は伊東忠太の設計です。
ちなみに中に入ると、普通に豪華な寺という印象です。

しかし何度も訪れているので、何の感想もなくスルーして、
向かったのは聖路加国際病院。





こちらの旧棟は1933年に建てられたそうで、アントニン・レーモンドが設計に携わっていました。
1997年に棟の一部などを残して改築されたそうです。

ディズニーランドのホーンテッドマンションっぽい建物だな、という感想を抱きましたが、画像検索したらあまり似てませんでした…。


裏側に回ると、まるでゴシック様式の教会。





いちおうチャペルになっているそうです。


また、この近くにはカトリック築地教会があります。





ギリシアの神殿のような教会ですが、なんと木造だそうです。
つまり擬洋風建築という様式ですね。
ひっそりと建っていて知名度も低いですが、都内の有名な教会建築にも引けをとらない、
素敵な教会だと思います。



■訪れた場所
築地本願寺(中央区築地)
聖路加国際病院/カトリック築地教会(中央区明石町)




~番外編~
築地場外にはたくさんの新鮮な魚介類を食べられるお店がありますが、
一味違った築地を訪れたいなら「登美粋」がおススメです。





こちらはなんと鯨料理専門店。

何かと話題になるクジラですが、一度食べてみてから捕鯨問題について考えてみてはどうでしょうか?



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復興小学校をゆく、泰明小学校~銀座02

銀座数寄屋橋にあるのは、こちら泰明小学校。



1929年に建てられた復興小学校の一つです。
塀のに施された半円アーチ型のデザインが特徴的ですね。






そしてこちらの門はフランスの貴族の館に使われていたとか!
目の前の通りはみゆき通り、周りにはオシャレなビルも立ち並んでいる好立地。
うーん、素敵ですね。





校舎はこんな感じ、ググってみるとツタの絡まってる写真も見られます。
ていうか、完全に網にピントが合ってる笑






校舎。
最上階はアーチ型の窓っていうのは、復興小学校あるある?




校舎の入り口の脇には



北村透谷・島崎藤村がこの学校出身らしいですね。ふーん。




■訪れた場所
中央区立泰明小学校(中央区銀座)






そのまま有楽町駅へ向かいます。

見どころはガードレール下。





がしかし、なんとも銀座有楽町エリアのイメージとはかけ離れた場所が。







夜は歩きたくないですね。





気を取り直して、こちらが素敵なガード下。





ドイツを真似て作られたとか?
ヨーロッパの様な雰囲気のパブなどもありますが、
意外とチェーン居酒屋とかもあるので、気軽に楽しめます。

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自己紹介:
構造物とか自然とか空間を愛でるお散歩/みなさんの「外出したい」という気持ちを喚起したい/都内を中心にブラブラ散歩している大学生です。

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