エモさん歩
構造物とか自然とか空間を愛でる。そんなお散歩♪
帝都・東京
- 2012/06/04 (Mon)
- 千代田区 |
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東京駅周辺はどんどん再開発が進んでいる。グングンとビルが伸びていく中で、かつてこの地が帝都の玄関口だった頃の風景たちも少なからず残っています。
まずは東京駅。
戦争で被害を受けて仮の形で復旧されていた屋根を完成当時の姿に戻す作業もだいぶ終わりに近付いている。
自分は懐古主義者ではないので、見慣れない当時の屋根に対して違和感を抱いてしまう。
とはいえ復元されたドーム屋根には思わずハッと息をのんでしまう。さすがは辰野金吾デザインとでも言っておこうか。
そんな東京駅の南ドーム部分の向かい側には旧東京中央郵便局があった。
かつてブルーノタウトも絶賛したモダニズム建築の傑作だった。
それが取り壊されて、外観を一部保存するという形で高層ビルとして復活した。
取り壊される直前は白い壁もすっかりくたびれていたが、真新しい白亜の壁はとても美しい。
そして、その上にはJPタワーがそびえ立っている。
もはやかつての建物ではない。
思わず出かけた感想は、定礎板に目をやったときに覆された。
「紀元二千五百九十一年」
皇紀で記された竣工年月日は帝都の時代を思い起こさせる。
大丸有エリアには他にもビルの下層部に古い建物の記憶が残っている場所がたくさんある。
そのような姿は賛否両論であるが、「建物は過去と現在を繋ぐ架け橋だな」と思わずにいはいられない。
■訪れた場所
東京駅、JPタワー(千代田区丸の内)
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珍妙な鳥居
- 2012/05/28 (Mon)
- 墨田区 |
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浅草から吾妻橋を渡り、隅田公園をくけた先にあるのが三囲神社。

こちらは三井財閥が名前が似てるという理由で、守護神として崇めている神社です。
訪れた日は例大祭前だったらしく、持ち回りの当番?として三井系の企業の名前が記してありました。
ですが拝殿はこじんまりとしていて、大企業ゆかりの神社という印象は受けません。

しかし、ここで狛犬やお稲荷さんと並んでいる境内には似つかわしくない物を発見!

三越のトレードマーク、ライオン像です。
これは池袋三越に設置されていたそうですが、閉店後に移設されたようです。
(三越は、三井家の「三」と越後屋の「越」から命名されています)
そういえば新宿三越アルコットにいたライオンはどうなるのでしょうか?
ここに移設されて対をなすという珍風景に期待です。
三囲神社は裏手にも小さな社が複数ありますが、なかでも三柱鳥居と呼ばれる全国的にも珍しい鳥居があることで知られています。

鳥居が3つくっついた珍妙なデザインをしております。
この鳥居に関しては未だに謎が多いそうです。
鳥居とは神域との境に位置するもの。
となると井戸(水)を祀っているのでしょうか?
たまに地面に置かれた石に注連縄が結ばれているときがありますが、そのような感覚なのでしょうかね?
散歩の楽しみの一つに、空想妄想するというのがあります。
目の前の今の光景だけではなく、その過去を考えてみるのも面白いです。
■訪れた場所
三囲神社(墨田区向島)
こちらは三井財閥が名前が似てるという理由で、守護神として崇めている神社です。
訪れた日は例大祭前だったらしく、持ち回りの当番?として三井系の企業の名前が記してありました。
ですが拝殿はこじんまりとしていて、大企業ゆかりの神社という印象は受けません。
しかし、ここで狛犬やお稲荷さんと並んでいる境内には似つかわしくない物を発見!
三越のトレードマーク、ライオン像です。
これは池袋三越に設置されていたそうですが、閉店後に移設されたようです。
(三越は、三井家の「三」と越後屋の「越」から命名されています)
そういえば新宿三越アルコットにいたライオンはどうなるのでしょうか?
ここに移設されて対をなすという珍風景に期待です。
三囲神社は裏手にも小さな社が複数ありますが、なかでも三柱鳥居と呼ばれる全国的にも珍しい鳥居があることで知られています。
鳥居が3つくっついた珍妙なデザインをしております。
この鳥居に関しては未だに謎が多いそうです。
鳥居とは神域との境に位置するもの。
となると井戸(水)を祀っているのでしょうか?
たまに地面に置かれた石に注連縄が結ばれているときがありますが、そのような感覚なのでしょうかね?
散歩の楽しみの一つに、空想妄想するというのがあります。
目の前の今の光景だけではなく、その過去を考えてみるのも面白いです。
■訪れた場所
三囲神社(墨田区向島)
浅草NEWスポット!
- 2012/05/25 (Fri)
- 台東区 |
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もはや何度も訪れている浅草にいまさら用なんてない!
と思っていましたが、立て続けに新しいスポットが誕生したので行ってきました。
まずは"松屋浅草"
昭和6年の開業当時の外装が復元されました。東京駅復元に比べて全く話題にあがりませんね。
さて、店内はというと。
古い。悪い意味で古い。
なんというか活気が感じられませんね。
現在は3Fまでしか開店しておらず、4F以上は改装中とのことです。
なんだが、外装だけ復元しても…、これではハリボテですね。
気を取り直して向かった先は、雷門の正面にできた"浅草文化観光センター"
計画当初から「浅草の景観を壊す!」という声が聞かれましたが、屋根を積み重ねた斬新なデザインとはいえ、景観を壊しているとは思いませんね。
建物内部も木材をふんだんに用いています。
2階には電源と無線LANが完備されたスペースがあり、時代の流れも取り込んでいます。
8階にはカフェと展望テラスがあります。
こちらは夜の10時まで開いているそうで、夜景を見に行くのも良いかもしれませんね。
また、このテラスからは仲見世通りや浅草寺を眺めることができます。
今まで航空写真などでは見たことがあったかもしれませんが、上から仲見世通りを見るというのは新鮮で驚きました。
今回訪れた両スポットは浅草の街に新たな風を吹かせることは出来るのでしょうか?
そういえば来年の夏にはフットサルコートがあったROX-3もリニューアルするそうです。
まだまだ先ですが楽しみです。
■訪れた場所
松屋浅草(台東区花川戸)
浅草文化観光センター(台東区雷門)
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プロフィール
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自己紹介:
構造物とか自然とか空間を愛でるお散歩/みなさんの「外出したい」という気持ちを喚起したい/都内を中心にブラブラ散歩している大学生です。