忍者ブログ

エモさん歩

構造物とか自然とか空間を愛でる。そんなお散歩♪

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

哲学テーマパーク


所用があって普段あまり行かない場所に行ったときは、
やはり歩いてみたくなるものです。

ということで訪れたのは哲学堂公園。
小さい頃、親に連れられて来た以来の訪問です。
かつての記憶は、なんか門とか塔があったよな。といった具合で、
哲学世界を模した公園などとは全く知らなかったです。
まあ名前にそのまんま"哲学"とありますが…。


さて哲学堂公園とは
明治37年に哲学者で東洋大学の創立者、故・井上円了博士によって精神修養の場として創立された、哲学世界を視覚的に表現し、哲学や社会教育の場として整備された全国に例を見ない個性的な公園(哲学堂公園HPより)

だそうです。

それでは早速行ってみましょう。




哲理門(別名"妖怪門")
こじんまりとしてますが、立派な門が出迎えてくれます。
瓦には"哲"の文字が刻まれ、お寺とは趣を異にしてることを体感します。

さて別名の通り、門に配置されるのは

幽霊




天狗




といった妖怪たちです。
それぞれ由来があって、前者を精神界、後者を物質界に存する不可思議の象徴とみなしたものだそうです。

・・・意味不明ですね(以下、意味不明な説明が続きます)。


門をくぐると、いくつかの建物が配置された広場があります。
それぞれ明治末期から大正初期に建てられたという、非常に古い建物です。





左が四聖堂、右が六賢台。
四聖堂には東洋哲学の孔子と釈迦、西洋哲学のソクラテスとカントの世界的四哲人を奉祀しているらしいです。
あくまでも井上円了さんチョイスです。

六賢台には東洋的六賢人として、日本の聖徳太子・菅原道真、中国の荘子・朱子、印度の龍樹(リュウジュ)・迦昆羅(カピラ)を祀っているらしいです。
繰り返しますが、あくまでも井上円了さんチョイスです。


宇宙館





こちらは「哲学とは宇宙の真理を研究する学問であって、その講話または講習を開かんがために設けられた講義室」だそうです。
両側の柱には、
「宇宙万類中人類為最尊
 世界万国内皇国為最美」
(訳文)宇宙万類の中、人類をもっとも尊しとなす
   世界万国の内、皇国をもっとも美しとなす
と書かれています。

宇宙館という名前といい、なんだか突然、宗教臭くなってきましたね…。
いや私が哲学に通じてないだけなんでしょうか?

そしてこちらの広場は





霜がたくさん降りていました。
踏みつけると鳴る、しょりっとした音が良いですよね。


哲学堂公園は他にも、
我国古来の神、儒、佛、三道の中、最も著述の多い平田篤胤、林羅山、釈凝然の三硯学の石額を奉崇してある三学亭。

唯物園に対する小庭で、唯心論的呼称がある諸部分が見られる唯心庭。

唯物論的寓意をもつこのあたり一帯をいい、下流河畔の唯心庭(ゆいしんてい)とともに哲学的二名勝の一つである唯物園。

理性(島)に達する道程には概念(橋)が存在するとしてこの名をつけた概念橋。

などなど、哲学思想を体感できる空間が広がっています。
しかしながら、哲学にある程度通じていないと理解できない場所でもあります。


そういえば金沢にオープンした鈴木大拙館も、建物自体が禅の思想を体感できる空間になってるそうですね。
ぜひ訪れてみたいですが、たぶん理解できないんでしょうね…。


■訪れた場所
哲学堂公園(中野区松が丘)



より大きな地図で 東京データベース を表示

拍手[0回]

PR

師走の明治神宮


クリスマス寒波の寒空の下、訪れたのは明治神宮。
こちらは初詣に300万人以上訪れ、例年参拝者数ランキング1位になる人気スポット。

そんな明治神宮にクリスマスなんてものは関係なく、急ピッチで準備が進められていました。





入り口の鳥居の横には





お守りを納める小屋が建っていたり、
参道の両脇にはロープを張るための支柱や明治神宮崇敬会の提灯が設置されていました。







300万人中何人の人々が迷子になるのでしょうかね?


さて、今までの部分はまだ良いとして、





これは完全にフライングな気がする。
「迎春」の看板を設置するのは大晦日とかにして欲しいです…。
(一足お先に初詣できたと思えばいいのかな?)





仮設されたお守り売り場を見て、
今年も売り子のバイトに募集するのを忘れたことをちょっぴり後悔。
巫女さんと知り合いになりたかったのに。


■訪れた場所
明治神宮(渋谷区代々木)



より大きな地図で 東京データベース を表示

拍手[0回]

深川あかりつむぎ


清澄庭園がライトアップ期間中とのことで行ってきました。
しかし駅から向かう途中に人が全然いなかったので、
もしかしてやってない…と不安になります。





もちろんライトアップは行われていたので、
「人も少ないし、じっくり味わえる!」と期待が膨らんでいきます。





園内は歩道沿いにひたすら灯りがともされています。
ですが、ライトアップ自体の数はあまり多くなかったです。





一番の見どころは赤く照らされたハゼノキと奥に見える涼亭の組み合わせ。
園内の様々な箇所から眺めることができ、非常に美しいです。


さらに富士山のあかりという箇所も、紅葉ライトアップでは見られない面白い発想でした。





傾斜に沿って下から照らされ、また頂上部分は青くてイルミネーションのようでした。


ですが他は全国から集められたという名石のライトアップがメインで、季節感を味わえるスポットではなかったです。

最後の最後で、もみじのライトアップもありましたが、
色づきはあまり良くなく微妙でした。





人が少なく穴場という点では良い場所でした。
実際、近くを歩いていたカップルも、庭園の雰囲気を高評価に捉えていました。

ですが、庭園ライトアップとしては決して高評価を与えられないです。

ちなみに清澄庭園のライトアップは11/25までです。
他には六義園(12/9まで)や靖国神社(11/26~12/9)などでもライトアップが行われますので、ぜひ訪れてみてください。


■訪れた場所
清澄庭園(江東区清澄)




より大きな地図で 東京データベース を表示

拍手[0回]

千駄ヶ谷で富士登山


千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社。
近くに将棋会館があるので将棋堂という六角堂もあります。
五角形で作ればよかったのに…。




境内には1789年築山で都内最古とされる富士塚があります。





石橋を渡って登山スタートです。
高さは6mですが、意外と厳しい傾斜の山道が続きます。





七合目あたりには富士講の指導者、食行身禄を祀った祠もあります。





さらに険しさを増す山道を登りきると、浅間神社の祠があります。





先ほどの祠といい、溶岩で作られた洞窟が散見していて、しっかり作りこまれていることを感じ取れます。

見晴らしは決して良くありませんが、何本もある登山口はそれぞれ個性を持っていて、
何度も登りたくなる富士塚でした。


■訪れた場所
鳩森八幡神社(千駄ヶ谷富士塚)
渋谷区千駄ヶ谷



より大きな地図で 東京データベース を表示

拍手[0回]

トレンディドラマな並木道


11/17~12/29まで「第16回神宮外苑いちょう祭り」が開催されます。

そこでちょこっと先取りして訪れました。





11月初旬ということで、いちょう並木はまだまだ青々としていました。





キレイに手入れさていて、黄葉したら美しい風景になるってことが容易に想像できますね。
そんなことより、黄葉でもOKなんですね。そりゃ銀杏は紅くなりませんものね。


銀杏並木を真っすぐ進んだ先には聖徳記念絵画館があります。
ですが、その間に野球場があるので直進できず、迂回するはめになります。





こちらの聖徳記念絵画館は"明治天皇・昭憲皇太后の御聖徳を永く後世に伝えるために造営された"そうです。
実は中に入ったことはないのですが、建物を眺めるだけでも十分楽しむことができる場所だと思います。

ちなみに夜はライトアップされて幻想的な雰囲気になるので、いちょう祭りと併せて訪れてみて欲しいですね。


■訪れた場所
明治神宮外苑(新宿区霞ヶ丘町)



より大きな地図で 東京データベース を表示

拍手[0回]

カレンダー

05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

プロフィール

HN:
emo3
性別:
男性
自己紹介:
構造物とか自然とか空間を愛でるお散歩/みなさんの「外出したい」という気持ちを喚起したい/都内を中心にブラブラ散歩している大学生です。

ブログ内検索

カウンター

facebookページ

Copyright ©  -- エモさん歩 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by momo111 / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]